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医師紹介

ごあいさつ

当クリニックは、神戸市東灘区で乳腺疾患、特に乳癌の診断と治療や消化器疾患の診療を専門とするクリニックです。開院後18年経過し、乳癌だけでも1,300例を超える方の治療を担当させて頂きました。
当初の予想を超えて多くの方に受診して頂き、ご予約があってもお待たせするなどご迷惑をおかけしており、スタッフ全員で最良の診療を提供すべく努力し日々改善に努めています。

当院の特徴は、基幹病院に劣らぬ専門性を生かして多くの関連施設と連携し、常に最新最良の医療を提供できるように努めているところです。開院当初より変わりなく、初診時の診断から術前術後の薬物療法・日帰り手術、再発後治療まで、一貫して担当させて頂いています。

ご自分の症状や状況に少しでも不安を感じたら、あまり躊躇せずにご来院下さい。少しでも笑顔になれるように診察させて頂きます。

初心を忘れぬように、
開院当時の挨拶文です。

はじめまして、院長の橋本です。
当院は乳がん検診から精密検査、術前術後の化学療法を中心に、消化器がんの検診・治療などを専門とするクリニックです。

前勤務先の神戸市立医療センター中央市民病院で、がん疾患を中心に25年間で約3,000名の方の手術・治療を担当させて頂きました。そこでは外来診察が混雑し、充分な診療時間の確保が困難であり、ゆっくりお話できないこともありました。
悪性疾患の中でも、乳がんの治療は術式の変化や新しい薬剤の開発、腫瘍の遺伝子解析などが行われ、専門的な知識と十分な経験が必要とされます。
高い精度で乳がん検診を提供し、精密検査から正確な診断を行い、さらに適切な個別化治療を目指すためには十分な診察時間が必要なため、平成18年9月よりクリニックを開設しました。日本乳癌学会専門医として、最新の診断装置を用いて精度の高い乳がん診療と乳がん検診を施行しています。
同時に、兵庫県下でも有数の手術数を誇る神鋼病院乳腺科にも勤務し、乳がんの手術と術前術後の診療を担当しています。特に侵襲の少ない手術と乳房再建を行い、精神的な負担の軽減にも努めています。

兵庫県ではいまだに乳がん検診の受診率が低く、しこりに気づいてから受診される方が多いのが現状です。少しでも気になることがあれば、迷わずにご相談下さい。

医師プロフィール

院長 橋本 隆
橋本 隆 (はしもと たかし)
資格・役職
日本乳癌学会 専門医・認定医・指導医
検診マンモグラフィー精度管理委員会 読影認定医
日本外科学会 指導医・専門医
日本消化器外科学会 認定医
所属学会
日本外科学会、日本乳癌学会、日本臨床外科学会 その他
経歴
昭和57年兵庫医科大学卒
昭和57年神戸市立中央市民病院 外科
昭和62年同 外科医員
平成 9年同 外科医長
平成12年同 救急部副部長兼任
平成18年9月橋本クリニック開設
平成18年9月神鋼病院乳腺科非常勤医 
主な著書
『わかりやすい乳房超音波診断』共著(文光堂)
『続・乳癌の診断と治療』共著(真興交易医書出版)
『臨床実地に学ぶ急性膵炎』共著(医学図書出版)
『研修医のためのオールラウンド診療技術―疑問・難問を解決!』 
副院長 橋本 一樹
副院長
橋本 一樹  :木曜・土曜担当
ごあいさつ

このたびは、当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。副院長の橋本一樹です。
私はこれまで、神戸市立医療センター中央市民病院、兵庫県立がんセンター、そして東京にある国立国際医療研究センター病院にて、一貫して乳腺外科の最先端医療に携わってまいりました。乳がん診療は、検診、診断、治療方針の決定、手術、薬物療法、そして治療に伴う苦痛へのサポートまで多岐にわたります。これら全ての分野において、各勤務先で多くの先輩医師にご指導いただき、日々研鑽を積んでまいりました。

現在は、兵庫県でも有数の乳腺診療病院である神鋼記念病院にて、乳がんの治療を担当しております。2024年4月に赴任して以来、1年間で90件以上の乳癌手術を執刀し、また、数多くの化学療法も手がけております。

乳がんは、女性にとって最も罹患率の高い疾患であり、若年層での発症も少なくありません。初期段階では自覚症状に乏しいことが多く、症状に気づいた時には進行しているケースもございます。そのため、定期的な乳がん検診が非常に重要です。 検診方法にはマンモグラフィーや超音波検査がありますが、私はいずれの読影資格においてもA判定を有しており、早期かつ正確な診断を心がけております。

また、私個人が特に力を入れている分野として、AYA世代(15歳から39歳)の乳がん患者さんへの包括的なサポートがあります。治療だけでなく、病気と向き合う上で生じる精神的・社会的な問題に対し、積極的に寄り添い、サポートできるよう努めております。

乳がん検診において、男性医師による診察に抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私は正確な診断、最適な治療、そして患者さんのQOL(生活の質)の維持に最大限努力しております。病気を治すだけでなく、女性にとって大切な乳房の治療に伴う精神的なダメージや、家族、仕事、社会とのつながりにおけるご不安に対しても、積極的に力になれるよう日々診療に取り組んでおります。

乳房に関する症状で少しでもご心配なことがございましたら、いつでもお気軽に当院にご相談ください。皆様の健康と安心のため、スタッフ一同、誠心誠意サポートさせていただきます。

資格
日本外科学会専門医
日本乳癌学会専門医
日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医師
日本乳がん検診精度管理中央機構 乳がん検診超音波検査実施・判定医師
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 乳房再建用エキスパンター/インプラント実施医師
所属学会
日本外科学会、日本乳癌学会、日本臨床外科学会、AYAがんの医療と支援のあり方研究会
経歴
2014年4月 – 2017年3月神戸市立医療センター中央市民病院 乳腺外科
2017年4月 – 2020年3月兵庫県立がんセンター 乳腺外科
2020年4月 – 2024年3月国立国際医療研究センター病院 乳腺外科
2024年4月 – 現在神鋼記念病院 乳腺科 医長
主な論文・著書
1. Liquid biopsy using non-coding RNAs and extracellular vesicles for breast cancer management. Breast Cancer. 2025;32(1):16-25. doi:10.1007/s12282-024-01562-w
2. Regarding the Addition of CDK4/6 Inhibitor to Postoperative Endocrine Therapy in Patients With HR-Positive HER2-Negative High-Risk Breast Cancer. J Clin Oncol. 2021;39(13):1506-1507. doi:10.1200/JCO.20.03215
3. 乳癌におけるmiRNA(解説) 乳癌の臨床(0911-2251)36巻2号 Page85-92(2021.04)
4. 【Women's Imaging 2020 Breast Imaging Vol.15 乳がんの個別化医療、ゲノム医療の幕開けと画像診断の展望】乳がん画像診断の最新技術動向 リキッドバイオプシーの技術と研究の動向(解説) INNERVISION(0913-8919)35巻8号 Page58-61(2020.07)
院長 橋本 岳史
副院長
橋本 岳史  :火曜・土曜担当
ごあいさつ

はじめまして、副院長の橋本岳史です。

私は神戸大学医学部附属病院で初期研修を修了後、兵庫県立がんセンター、加古川中央市民病院、甲南医療センターを経て、現在は神鋼記念病院の乳腺科で常勤スタッフとして勤務しております。これまで一貫して乳腺外科領域に携わり、乳がん診療のすべてのフェーズ(検診・診断・手術・薬物療法・フォローアップ)に関わってまいりました。

中でも画像診断分野には力を入れており、検診マンモグラフィ読影ではAS評価、乳房超音波検査ではA評価を取得しております。早期乳がんの発見・診断・治療において、精度の高い診断はとても重要です。確かな技術に加えて、「わかりやすい説明」と「なんでも相談しやすい雰囲気づくり」を大切にし、患者さんお一人おひとりと丁寧に向き合う診療を心がけております。

乳がんは早期発見・早期治療により完治が期待できる病気です。検診はその第一歩ですので、ぜひ気軽に受けていただければと思います。また、しこりや痛みなど、気になる症状がある場合も、まずはご相談だけでも構いません。地域の皆さまの 「乳腺のかかりつけ医」としてお役に立てるよう努めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

資格
日本外科学会専門医
日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医師(評価AS)
日本乳がん検診精度管理中央機構 乳がん検診超音波検査実施・判定医師(評価A)
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 乳房再建用エキスパンター/インプラント実施医師
所属学会
日本外科学会、日本乳癌学会、日本臨床外科学会
経歴
神戸市外国語大学(ロシア語・英語)卒
金沢医科大学卒
神戸大学附属病院
兵庫県立がんセンター 乳腺外科
加古川中央市民病院 乳腺外科
甲南医療センター 乳腺外科
神鋼記念病院乳腺科(2025年4月〜)
主な論文・著書
1. 非浸潤性小葉癌の併存を認めた乳腺葉状腫瘍の一例.
日本臨床外科学会雑誌. 2023; 84(9): 1411-1416.
橋本岳史, 広利浩一, 佐久間淑子, 金昇晋.
2. 潰瘍を伴う局所進行乳癌に対するMohs軟膏と全身薬物療法の併用によりQOLの改善と良好な病勢コントロールを得た1例.
癌と化学療法. 2024; 51(11): 1153-1155.
橋本岳史, 土屋和彦, 佐古田洋子, 荻野充利.
3. 右乳癌術後に発生した左乳腺顆粒細胞腫の1例.
乳癌の臨床. 2024; 39(5): 475-481.
橋本岳史, 土屋和彦, 佐古田洋子, 荻野充利, 市川千宙.
4. 乳がんの早期診断と治療.
J-CLEAR通信. 167: No. 5225(2024年6月15日発行) P. 32
橋本岳史, 橋本一樹, 下村昭彦
5. The incidence of abemaciclib-induced interstitial lung disease: a single-center retrospective study in Japan.
Kobe J. Med. Sci. 2025; 71(2): E56-62.
Takeshi Hashimoto, et al.

診療方針

一期一会に感謝し、受診までの不安な気持ちを和らげるように心がけています。 多勢が受診される大病院ではないので、ひとりひとり個別に対応出来るように。

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